昨日(6月14日)のドル円相場
昨日(6月14日)のドル円は、下落後に急反発。
米5月PPIの鈍化から下落したものの、FOMCでの政策金利見通しの上方修正を受け、140.17円まで急伸しました。
東京市場は軟調。
139.93円〜140.27円と34銭幅で軟調に推移しました。
欧州市場は下落。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、139.87円まで下落しました。
NY市場は下落後、急反発。
米5月卸売物価指数(PPI)(予想+1.5% 結果+1.1%)や米5月PPIコア指数(予想+2.9% 結果+2.8%)の市場予想を下回る結果を受け、ドル売りが優勢となり、139.28円まで下落しました。注目のFOMCでは、予想通り政策金利の据え置きが決定されたことで一時139.25円まで下落したものの、政策金利見通しでは、2023年末の予想中央値が5.6%と3月の5.1%から上方修正され、年内に0.25%の利上げが2回実施される可能性が示唆されたことでドル買いが優勢となり、140.17円まで上昇しました。その後、利食い売りに押され139.53円まで下落ましたが、パウエルFRB議長の会見で「利下げについては2年ほど先の話」との発言が伝わると再びドル買いが優勢となり、140.10円まで上昇しました。
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本日(6月15日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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