昨日(5月31日)のドル円相場
昨日(5月31日)のドル円は、3日続落。
米経済指標の良好な結果を受け、140.38円まで上昇するも、FRB高官によるハト派発言を受け、139.23円まで下落する上値の重い展開となりました。
東京市場は、下落。
139.61円〜139.92円と31銭幅で方向感を欠いた値動きが続いていましたが、日経平均株価の下落に伴うリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、139.34円まで下落しました。
欧州市場は、上値が重い。
米債務上限問題の解消期待もあり、140円割れでは買い意欲も旺盛で140.06円まで値を戻しましたが、欧州株価の軟調な推移を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、139.53円まで下落する展開となりました。
NY市場は、反発後に下落。
4月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想944.0万人 結果1010.3万人)が市場予想を上回ったことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、140.38円まで上昇するも、フィラデルフィア連銀ハーカー総裁による「FEDは6月会合で利上げを見送るべき」とのハト派的な発言が伝わると、一転ドル売り円買いが優勢となり、139.23円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、139.33円でNYをクローズしています。
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本日(6月1日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
また、月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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