昨日(5月30日)のドル円相場
昨日(5月30日)のドル円は、2日続落。
欧米株価の軟調な推移を受け、米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、139.56円まで下落しました。
東京市場は、下値が堅い。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、139.96円まで下落したものの、日経平均株価の上昇を背景に一転ドル買い円売りが優勢となり、140.69円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は、荒い値動き。
東京市場のドル買い円売りの流れを引き継ぎ、140.93円まで上昇したものの、「財務省・金融庁・日銀が情報交換会を開く」と報じられたことで140.11円まで急落。ただ、会合後の神田財務官の発言は、円安けん制としては弱い内容だったことから140.64円まで値を戻す展開となりました。その後、時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、139.58円まで下落する荒い値動きとなりました。
NY市場は、もみ合い。
5月米消費者信頼感指数(予想99.0 結果102.3)の市場予想を上回る結果が伝わると、ドル買い円売りが優勢となり140.11円まで上昇しましたが、ダウ平均の下落を背景としたドル売り円買いが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに、日通し安値となる139.56円まで下落しました。その後引けにかけて動意は薄く、139円後半でのもみ合いとなりました。
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本日(5月31日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
また、月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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