昨日(5月29日)のドル円相場
昨日(5月29日)のドル円は、下落。
米債務上限問題に関する基本合意を受け、年初来高値となる140.91円まで上昇したものの、欧米市場休場に伴うポジション調整から140.11円まで反落する展開となりました。
東京市場は軟調。
週末に米債務上限問題を巡ってバイデン米大統領と共和党のマッカーシー下院議長が上限引き上げで基本合意したことで、早朝からドル買い円売りが優勢となり、日経平均株価の上昇とともに140.91円まで値を上げ、年初来高値を更新しました。その後は利食いに押され、140.32円まで下落する展開となりました。
欧州市場は続落。
欧州勢は東京市場のドル売り円買いの流れを引き継ぎ、140.17円まで下落しました。
NY市場は、下値が堅い。
祝日にあたり、NY市場休場に伴うポジション調整からドル売り円買いが優勢となり140.11円まで下落したものの、米経済悪化懸念の後退や米金利先高感もあり引けにかけて140.46円まで値を戻す展開となりました。
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本日(5月30日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
また、月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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