先週末(5月26日)のドル円相場
先週末(5月26日)のドル円は、3日続伸。
米経済指標の強い結果を受け、米金利先高観からドル買い円売りが優勢となり、年初来高値を更新し140.72円まで上昇しました。
東京市場は下落。
朝方から実需目的のドル売り円買いが先行し、時間外の米10年債利回りの低下とともに、139.67円まで軟調に推移しました。
欧州市場は、もみ合い。
139.49円〜139.84円と35銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は急伸。
4月米個人消費支出(PCEデフレーター)(予想4.3% 結果4.4%)や5月ミシガン大学消費者態度指数(予想57.7 結果59.2)などが、軒並み市場予想より強い内容だったことが伝わるとドル買い円売りが先行。米債務上限を巡る協議の進展期待からダウ平均が堅調に推移したことでリスク選好のドル買い円売りが加速し、昨年11月23日以来約半年ぶりの高値となる140.72円まで上昇しました。
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本日(5月29日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きに転じ、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
また、月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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