昨日(6月1日)のドル円相場
昨日(6月1日)のドル円は、4日続落。
米10年債利回りの上昇を背景にドル買い優勢となり、139.95円まで上昇するも、米経済指標が予想を下回る結果となったことからドル売りに転じ、138.40円まで下落しました。
東京市場は上昇。
前日NY市場でのドル売り円買いの流れを引き継ぎ、139円台割れとなり5月25日以来の安値を更新しました。その後、米債務上限法案が可決されたことを受け、米経済不安への警戒感が後退しドル買い円売り優勢となり、139.71円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
東京市場の流れを引き継ぎ、139.95円まで上昇するも、時間外の米10年債利回りが下落に転じたことから、ドル売り円買い優勢となり、139.33円まで下落しました。
NY市場は下落。
5月ADP雇用統計(予想17.0万人 結果27.8万人)の市場予想を上回る強い結果にドル買い円売りが優勢となり、一時139.87円まで上昇するも、その後発表された米5月製造業PMI(予想48.5 結果48.45)や米5月ISM製造業景況指数(予想47.0 結果46.9)が軒並み市場予想を下回る弱い結果だったことからドル売り円買いが強まり、日通し安値となる138.40円まで下落しました。その後は、翌日の米5月雇用統計を控え様子見ムードとなり、138円後半でもみ合いとなりました。
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本日(6月2日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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