昨日(5月24日)のドル円相場
昨日(5月24日)のドル円は、上昇。
FRB 高官によるタカ派発言を受け、ドル買い円売りが優勢となり、139円の大台を突破。139.47円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
東京市場は軟調。
日経平均株価の下落を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、時間外の米10年債利回りの低下とともに138.23円まで下落しました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受けてドル買い円売りが優勢となり、138.73円まで上昇したものの、米10年債利回りが低下に転じ、上げ幅を縮小すると、138.34円まで下落する展開となりました。
NY市場は上昇。
米債務上限問題を巡って、米共和党のマッカーシー下院議長が「デフォルトにはならない」「事態は少しずつ好転している」と発言したことを受け、米経済不安が後退したことでドル買い円売りが優勢となり、139.38円まで上昇しました。その後、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の「今後のデータは6月の利上げを裏付ける可能性がある」「6月利上げを見送り7月に利上げを検討する可能性もある」とのタカ派的な発言が伝わると、
日通し高値となる139.47円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
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本日(5月25日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きに転じ、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
また、月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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