昨日(5月18日)のドル円相場
昨日(5月18日)のドル円は、6日続伸。
米債務上限問題に関する進展期待から、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、昨年11/30以来となる138.74円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
東京市場は、もみ合い。
137.28円〜137.74円と46銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は上昇。
米金利先高観を背景としたドル買い円売りが優勢となり、3/8高値137.90円を上抜き、137.94円まで上昇し、ました。
NY市場は急伸。
5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想-19.8 結果-10.4)や前週分の米新規失業保険申請件数(予想25.4万件 結果24.2万件)が予想より強い内容だったことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、138.39円まで上昇しました。その後、ブラード米セントルイス連銀総裁「インフレに対する保険政策として利上げを続けることを支持する」といった発言や、米共和党のマッカーシー下院議長「(債務上限交渉)合意に至る道筋が見えている」、シューマー米上院院内総務(民主党)「下院通過後速やかに上院でも採決する」の発言から、米債務上限問題を巡る与野党協議の進展期待が高まったことでドル買い円売りが加速。昨年11/30以来となる138.74円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
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本日(5月19日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャ―バンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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