昨日(5月15日)のドル円相場
昨日(5月15日)のドル円、3日続伸。
米経済指標の弱い結果となったことで下落したものの、FRB高官のタカ派発言を受けて米利上げ停止観測が後退したことで値を戻す底堅い値動きとなりました。
東京市場は上昇。
日経平均株価の堅調な推移を受け、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、136.24円まで上昇しました。
欧州市場は、もみ合い。
135.82円〜136.32円と50銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、下値が堅い。
米5月ニューヨーク連銀製造業景況指数(予想-3.9 結果-31.8)の予想を大幅に下回る結果を受け、ドル売り円買いが優勢となり、135.71円まで下落しました。ただ、東京市場安値135.70円が意識されると下げ渋り、アトランタ連銀ボスティック総裁による「2024年のかなりの期間まで利下げ見込んでいない」「金利をさらに上昇させる必要があるかもしれない」とのタカ派的な発言が伝わると、米10年債利回りの上昇とともに136.19円まで値を戻す展開となりました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、136.10円でNYをクローズしています。
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本日(5月16日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャ?バンドは、中心線が下向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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