昨日(5月10日)のドル円相場
昨日(5月10日)のドル円は、米4月消費者物価指数(CPI)の予想を下回る結果を受け、134.11円まで急落しました。
東京市場は、底堅い。
5・10日(ゴトー日)要因での輸入企業による実需のドル買い円売りが優勢となり、135.33円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下とともに135.06円まで下落する展開となりました、ただし、4月米消費者物価指数(CPI)を控えたポジション調整目的のドル買い円売りから、135.46円まで値を戻すといった下値の堅い値動きとなりました。
欧州市場は軟調。
時間外の米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、135.11円まで下落しました。
NY市場は急落。
米4月消費者物価指数(CPI)(予想5.0% 結果4.9%)が市場予想を下回る結果となったことが伝わると、次回FOMC会合(6/14)での利上げ観測が大幅に後退し、米10年債利回りの低下とともに日通し安値となる134.11円まで急落しました。引けにかけて持ち直すも上値は重く、134.31円でNYをクローズしています。
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本日(5月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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