昨日(5月9日)のドル円相場
昨日(5月9日)のドル円は、米10年債利回りの上昇を受け、135.36円まで上昇しました。
東京市場は、上値が重い。
本邦輸入企業による実需のドル買い円売りが優勢となり、135.32円まで上昇したものの、時間外での米10年債利回りの低下を受け、一転ドル売り円買いが優勢となり、134.83円まで下落しました。
欧州市場は、方向感を欠く。
東京市場の流れを引き継ぎ、ドル売り円買いが優勢となり134.72円まで下落したものの、前日安値134.64円が意識されると下げ渋り、時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことでドル買い円売りが優勢となり、135.11円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は、上値が重い。
米10年債利回りの堅調な推移を背景にドル買い円売りが優勢となり、東京市場高値135.29円を上抜け、135.36円まで上昇しました。ただ、その後は米4月消費者物価指数(CPI)を翌日に控え、引けにかけて134.95円〜135.27円と32銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
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本日(5月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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