昨日(5月8日)のドル円相場
昨日(5月8日)のドル円は、134.64円〜135.29円と65銭幅で値幅を伴いつつも、方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は、上値が重い。
前週末に発表された米4月雇用統計の強い結果を受け、早朝からドル買い円売りが優勢となり、135.29円まで上昇したものの、日経平均株価の軟調な推移を背景にリスク回避のドル売り円買いが強まり、時間外の米10年債利回りの低下とともに日通し安値となる134.64円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
米10年債利回りが上昇に転じたことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、135.22円まで上昇しました。
NY市場は、下値が堅い。
米債務上限問題を巡る懸念からダウ平均が一時160ドル超下落したことを受け、ドル売り円買いが優勢となり、134.65円まで下落したものの、東京市場で付けた安値134.64円が意識されると買戻しが優勢となり、135.17円まで値を戻す展開となりました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、135.01円でNYをクローズしています。
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本日(5月9日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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