先週末(4月28日)のドル円相場
先週末(4月28日)のドル円は、大幅続伸。
日銀が、現行の大規模な金融緩和策の維持を決定したことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、米経済指標の好結果からドル買い円売りが加速し、3月10日以来の高値となる136.56円まで上昇しました。
東京市場は、荒い値動き。
日銀金融政策決定会合の結果公表を控え、133円後半での小動きが続きましたが、発表を前に思惑的なドル売り円買いから133.27円まで急落するなど荒い値動きとなりました。日銀は大規模緩和政策の継続を決定し、声明では「金融政策運営について1年から1年半程度の時間かけ多角的にレビュー」との見解を示したことから、政策修正はないという見方からドル買い円売りが優勢となり、135.13円まで急伸しました。
欧州市場は上昇。
欧州勢は東京市場の流れを引き継ぎ、ドル買い円売りで参入し、136.17円まで上昇しました。
NY市場は、大幅続伸。
米3月個人消費支出(PCE)デフレーター(予想4.1% 結果4.2%)、4月シカゴ購買部協会景気指数(予想43.5 結果48.6)が市場予想を上回る強い結果だったことが伝わると、ドル買い円売りが優勢となり、3月10日以来の高値となる136.56円まで上昇しました。利食い売りに押され小反落するも下値は堅く、136.17円でNYをクローズしています。
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本日(5月1日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャ?バンドは、中心線が下向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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