FXドル円予想レポート（2023/4/27）

昨日（4月26日)のドル円相場

昨日（4月26日)のドル円は、3日続落。米金融システム不安を背景とした、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、133.01円まで下落しました。東京市場は、上値が重い。早朝に133.91円まで上昇したものの、日経平均株価の下落を背景に133.44円まで下落する上値の重い展開となりました。欧州市場は、下落後に急伸。欧州株価の軟調推移を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、133.26円まで下落したものの、米ファーストリパブリック銀行の金融システム不安を巡って民間救済の動きが進んでいるとの報道が伝わると、ドル買い円売りが優勢となり、133.93円まで急伸しました。 NY市場は、方向感を欠く。「米政府は米ファーストリパブリック銀行の救済について現時点では消極的」との報道から、米金融システム不安が再燃。米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、133.01円まで下落しました。ただし、大台133.00円を手前に下げ渋ると、米10年債利回りが一転上昇に転じたこと受け、ドル買い円売りが優勢となり、133.88円まで値を戻す展開となりました。その後引けにかけて小反落し、133.66円でNYをクローズしています。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

本日(4月27日)のドル円予想

1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横這いに転じており、もみ合いを示唆しています。日足ボリンジャ―バンドは、中心線が上向き、上昇を示唆しています。週足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。