昨日(4月24日)のドル円相場
昨日(4月24日)のドル円は、上値が重い。
日銀早期緩和修正観測が後退し、134.73円まで上昇したものの、米経済指標の弱い結果に反落する方向感を欠いた展開となりました。
東京市場は上昇。
仲値にかけて輸入企業による実需のドル買い円売りが優勢となり、134.47円まで上昇しました。
欧州市場は続伸。
植田日銀総裁による「物価の基調はまだ2%を下回っているので緩和を継続する」とのハト派的な発言から、日銀早期緩和修正観測が後退したことで、ドル買い円売りが優勢となり、134.73円まで上昇しました。
NY市場は下落。
米4月ダラス連銀製造業活動指数(予想-12.0 結果-23.4)の市場予想を大幅に下回る弱い結果を受け、米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、134.22円まで下落する展開となりました。
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本日(4月25日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きに転じており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が上向き、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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