先週末(4月21日)のドル円相場
先週末(4月21日)のドル円は、2日続落。
米経済指標の強い結果を受け、134.49円まで上昇したものの上値は重く、利食い売りが優勢となり、引けにかけて下落する展開となりました。
東京市場は下落。
「G7がロシアへのほぼ全面的な輸出禁止措置を検討」との報道が伝わると、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、133.70円まで下落しました。
欧州市場は、上値が重い。
「日銀は来週の金融政策決定会合で金融政策を維持し、長短金利の変動幅も据え置く見通し」との報道が伝わると、ドル買い円売りが優勢となり、134.11円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を受けて、ドル売り円買いが優勢となり、133.69円まで下落する上値の重い展開となりました。
NY市場は、上昇後に反落。
米10年債利回りの低下を受け、日通し安値となる133.54円まで下落後、米4月総合PMI速報値(予想51.2 結果53.5)、米4月製造業PMI速報値(予想49.0 結果50.4)、米4月サービスPMI速報値(予想51.5 結果53.7)が市場予想を上回る強い結果となったことが伝わるとドル買い円売りが優勢となり、134.49円まで急伸しました。その後は利食い売りに押され、133.89円まで値を戻す展開となりました。
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本日(4月24日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が上向き、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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