2016/9/12のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2016/9/12)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、東京時間では海外時間に行われるブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事の講演から米国の利上げ動向を見極めたいとする向きが多く、総じて動意に乏しく、102円半ばで小動きが続きました。 ブレイナード理事は、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの中で最もハト派的されており、金融政策に関する発言ができなくなる「ブラックアウト期間」前にどのようなメッセージを出すかが注目されていました。 ただし、テクニカルで見るとMACDが先週末には既に売り転換しており、週初からドルの下値圧力がやや強い流れとなっていたことがわかります。 欧州時間に入ると、欧州株が下落したこともありドルはもう一段の下押しとなり102円を割り込む動きとなりました。 さらにNY時間では、注目のブレイナードFRB理事が「金融政策を引き締める論拠は弱い」と述べ、講演後の質疑応答では「利上げを支持する前に、個人消費の拡大を示す指標とインフレ加速の兆しを確かめたい」と発言したことが伝わると、ドルは101円58銭まで下押ししました。 その後NYの引けにかけては、ドルのショートカバーが優勢となり、MACDも買い転換の兆しを見せながら101円後半での引けとなっています。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

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