2016/9/9のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2016/9/5)(PDF)

デイリーレポート

先週のドル/円相場は、週初は前週の流れを引き継ぎ104円台でスタートしたものの、8月ISM非製造業景況指数が市場予想を大きく下回ったことでドル売りが加速し、また20・21日の日銀金融政策決定会合で行われる「総括的な検証」で、政策委員の統一見解取りまとめが難航と報じられたこともあり、ドルは一時101円21銭まで値を下げました。 その後は、米新規失業保険申請件数が減少したことや日本銀行による追加緩和観測が再浮上したことから、投機筋などの円売りが活発となり、103円台前半まで反発し、102円台を維持して週を越えています。 テクニカルで見ると、選手の104円台では一目均衡表の雲に上値を抑えられた形での反落となっており、今週後半には雲の下限が102円台まで下がってきていることには留意が必要でしょう。 遅行スパンとローソク足は現状同期の動きが続いていることから、この動きが続けば、今週はドルが下方向へ引きずられる可能性があります。 ただし、RSIを見ると高水準での推移を続けており、相場のドル買い意欲が残っていることが示唆されていることから、大きな下落が起こる可能性は少ないようにも見えます。 今週は8月小売売上高、8月生産者物価指数、8月鉱工業生産指数、8月消費者物価指数、9月ミシガン大学消費者態度指数などといった米国の主要経済指標の発表が予定されており、これらをこなしながら米国の金融政策の行方に焦点が集まりそうです。 ※チャートは、ドル/円の日足一目均衡表RSIを表示しています。

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