2016/9/8のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2016/9/5)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、アジアから欧州スタートの時間にかけては101円台後半での小動きに終始しました。 日銀の中曽宏副総裁が都内での講演で、9月20・21日の金融政策決定会合で予定している 過去3年半の政策検証に関する論点について、大規模金融緩和の結果としてデフレではない状況となったと成果を指摘した一方、マイナス金利導入後の副作用にも配慮し、今後緩和を強化する姿勢を強調しましたが、市場への影響は限定的でした。 海外時間では、欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で金融緩和政策の据え置きを決定した失望感から、独国債が売られ利回りが上昇し、米国債利回りもこれにつれて上昇すると、ドル買いが優勢となり、一時102円60銭まで上昇し、ほぼ高値圏でNYを引けています。 このドルの上昇で、ボリンジャーバンドの上抜けとバンドウォークが観察されます。 もっとも、MACDは一貫してドル買いのサインを続けており、東京時間に売り転換が失敗したところから、その後のドル上昇が予感される形となっています。 また、日足ベースで見ると、一目均衡表の先行スパン1(雲の下限値)が103円台に入ってきており、さらに今後は雲全体も切り下がってくることから、来週にかけてはドルの上値が重くなる可能性が示唆されています。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

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