先週末(4月14日)のドル円相場
先週末(4月14日)のドル円は、3日ぶりに反発。
米10年債利回りの低下を受け、132.16円まで下落したものの、米経済指標の良好な結果にドル買い円売りが優勢となり、133.83円まで上昇する展開となりました。
東京市場は、もみ合い。
132.27円〜132.64円と37銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、底堅い。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、日通し安値となる132.16円まで下落したものの、前日安値132.02円が意識されると132.74円まで反発する展開となりました。
NY市場は上昇。
米3月小売売上高(予想-0.3% 結果-0.8%)、米3月輸入物価指数(予想-0.1% 結果-0.6%)、3月輸出物価指数(予想-0.1% 結果-0.3%)が、軒並み市場予想を下回る結果となったことで、132.18円まで急落したものの、ウォラーFRB理事の「インフレ率は依然として高すぎる」「金融政策はかなりの期間、市場の予想よりも長い期間、引き締まった状態に維持される必要がある」といったタカ派的な発言を受け、ドル買い円売りが優勢となり、133.31円まで反発しました。その後発表された4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(予想62.0 結果63.5)の良好な結果を受け、ドル買い円売りが加速。日通し高値となる133.83円まで上昇しました。
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本日(4月17日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドは、中心線が上向き、上昇を示唆しています。
週足ボリンジャ?バンドは、中心線は下落していますが、バンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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