昨日(4月13日)のドル円相場
昨日(4月13日)のドル円は、続落。
米PPIの下振れを受けて、4/10以来の安値となる132.02円まで急落しました。
東京市場は、下値が堅い。
北朝鮮からのミサイル発射に伴い、政府が北海道に避難指示を発報したことで、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、132.94円まで下落したものの、その後避難指示が解けると、時間外の米長期金利の上昇とともに、買戻しが先行し、133.37円まで持ち直す展開となりました。
欧州市場は、底堅い。
米10年債利回りが下落に転じるとドル売り円買いが優勢となり、132.90円まで下落しましたが、133円割れでは押し目買い意欲も旺盛で132.90円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は急落。
米新規失業保険申請件数(予想23.5万件 結果23.9万件)、米3月生産者物価指数(PPI)(予想+3.0% 結果+2.7%)が軒並み市場予想を下回る結果だったことが伝わると、米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、日通し安値となる132.02円まで急落しました。その後米10年債利回りの上昇を背景にドル買い円売りが優勢となり、132.80円まで値を戻すも上値は重く、132.55円でNYをクローズしています。
==============================
本日(4月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
週足ボリンジャ―バンドは、中心線は下落していますが、バンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2023/4/10)(PDF)