昨日(4月11日)のドル円相場
昨日(4月11日)のドル円は、4日続伸。
一時132.97円まで下落したものの、日米金利差拡大を意識したドル買い円売りが優勢となり、133.80円まで上昇する展開となりました。
東京市場は、もみ合い。
133.24円〜133.69円と45銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、下値が堅い。
時間外の米10年債利回りの低下とともにドル売り円買いが優勢となり、132.97円まで下落するも、その後、米10年債利回りが上昇に転じると、一転ドル買い円売りが優勢となり、133.34円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は上昇。
植田日銀新総裁の就任会見の発言から、日銀の政策修正観測が後退したことに加え、次回5月FOMCでの25bp利上げ観測もあり、日米金利差拡大を見越したドル買い円売りが優勢となり、日通し高値となる133.80円まで上昇しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、133.64円でNYをクローズしています。
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本日(4月12日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな上向きとなっており上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
週足ボリンジャ―バンドは、中心線は下落していますが、バンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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