昨日(4月10日)のドル円相場
昨日(4月10日)のドル円は、3日続伸。
日米金利差拡大を意識したドル買い円売りが優勢となり、3月15日以来の高値となる133.87円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
堅調な日経平均株価を受けたリスク選好のドル買い円売りが先行し、5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた輸入企業による実需のドル買い円売りが優勢となり、132.79円まで上昇しました。
欧州市場は、下値が堅い。
132円後半では利食い売りに押され、131.99円まで下落したものの、植田日銀総裁の就任会見にて「現行のイールドカーブコントロールを継続することが適当である」「日本では金利を大幅に上げる状況ではない」とのハト派的な発言が伝わると、米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、132.86円まで値を戻しました。
NY市場は急伸。
先週末の雇用統計の良好な結果を受けた米金利先高観や、植田日銀総裁による緩和姿勢継続発言から日米金利差拡大を意識したドル買い円売りが優勢となり、3月15日以来の高値となる133.87円まで上昇しました。引けにかけて小反落したものの下値は堅く、133.57円でNYをクローズしています。
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本日(4月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
週足ボリンジャ―バンドは、中心線は下落していますが、バンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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