先週末(3月31日)のドル円相場
先週末(3月31日)のドル円は、上昇後に一転下落。
米10年債利回りの上昇を受け、133.59円まで上昇したものの、米経済指標の予想を下回る結果にドル売り円買いが優勢となり、132.56円まで下落する展開となりました。
東京市場は、上昇後に下落。
年度末最終日ということもあり、実需のドル買い円売りが優勢となり、133.50円まで上昇しましたが、133円半ばでは戻り売りが優勢となり、132.68円まで下落する展開となりました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りが上昇を受け、ドル買い円売りが優勢となり、133.59円まで上昇したものの、戻り売りに押され、133.10円まで下落する展開となりました。
NY市場は下落。
米2月個人消費支出(PCE)コア・デフレーター(食品・エネルギーを除く)が前月比(予想0.4% 結果0.3%)、前年同月比(予想4.7% 結果4.6%)ともに予想を下回る結果となったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ停止への思惑が強まったことでドル売り円買いが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに132.74円まで下落しました。引けにかけても軟調に推移し、朝方に日通し安値となる132.56円まで下落しました。
==============================
本日(4月3日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横這いに転じており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が下向きとなっており、下落を示しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2023/3/27)(PDF)