昨日(3月30日)のドル円相場
昨日(3月30日)のドル円は、小幅に下落。
欧米株価が堅調に推移したことを受け、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、132.96円まで上昇したものの、米長期金利の軟調推移を背景に下落するなど、方向感を欠いた展開となりました。
東京市場は、上値が重い。
前日の大幅上昇の反動もあり、早朝から利食い売りが先行し132.46円まで下落しました。その後は月末の5・10日(ゴトー日)とあって、実需のドル買い円売りから132.81円まで値を戻したものの、日経平均株価が軟調に推移したことで、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、132.36円まで下落する展開となりました。
欧州市場は、小幅に上昇。
時間外の米10年債利回りの低下を受けたドル売り円買いが先行し、132.20円まで下落したものの、欧州株価が堅調にな推移したことで一転ドル買い円売りが優勢となり、132.89円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は、方向感を欠いた値動き。
ダウ平均が堅調に推移したことで、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、132.96円まで上昇したものの、133.00円を手前に利食い売りに押され、132.31円まで下落しました。ただ、米10年債利回りが上昇したことや、各連銀総裁の追加利上げに関してタカ派的なコメントが相次いで伝わると、132.72円まで値を戻す展開となりました。
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本日(3月31日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は緩やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が下向きとなっており、下落を示しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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