昨日(3月29日)のドル円相場
昨日(3月29日)のドル円は、大幅上昇。
欧米の金融システム不安が後退し、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、3/22以来の高値となる132.89円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
欧米システム不安による警戒感の後退で、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、時間外の米10年債利回りの上昇とともに、前日高値131.55円を上抜き、131.91円まで上昇しました。
欧州市場は、下値が堅い。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、131.59円まで下落するも、その後、時間外の米10年債利回りが上昇に転じるとドル買い円売りが優勢となり、132.20円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
欧米の金融システム不安に対する警戒感が和らぎ、ダウ平均の堅調な推移を背景にしたリスク選好のドル買い円売りが優勢となり、132.66円まで上昇しました。その後、イエレン米財務長官の「バイデン米大統領の最優先事項はインフレの抑制」とのタカ派的な発言を受け、ドル買い円売りが加速。3/22以来の高値となる132.89円まで上昇しました。
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本日(3月30日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が下向きとなっており、下落を示しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2023/3/27)(PDF)