昨日(3月28日)のドル円相場
昨日(3月28日)のドル円は、下落。
欧米の金融システム不安が後退したことから、131.55円まで上昇するも、米長期金利の低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、130.40円まで下落する展開となりました。
東京市場は下落。
米銀ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズが、破綻したシリコンバレー銀行買収で合意したとの報道を受け、早朝に131.55円まで上昇したものの、その後は利食い売りが優勢となり、130.50円まで下落する展開となりました。
欧州市場は、上値が重い。
欧米の金融システム不安が後退したことを受けてドル買い円売りが優勢となり、131.29円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を背景に130.83円まで下落する展開となりました。
NY市場は、方向感を欠く値動き
米10年債利回りが低下幅を広げたことでドル売り円買いが優勢となり、日通し安値となる130.40円まで下落したものの、その後発表された米1月住宅価格指数(予想-0.3% 結果 0.2%)、米3月リッチモンド連銀製造業指数(予想-10 結果-5)、米3月消費者信頼感指数(予想101.0 結果104.2)が軒並み市場予想を上回る結果となったことが伝わると、ドル買い円売りが優勢となり、131.18円まで値を戻す展開となりました。ただ、ダウ平均が軟調に推移したことを受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、130.56円まで下落するといった方向感を欠いた値動きとなりました。
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本日(3月29日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が下向きとなっており、下落を示しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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