昨日(3月21日)のドル円相場
昨日(3月21日)のドル円は、3日ぶりに反発。
欧米金融機関の経営を巡る過度な懸念が後退したことでドル買い円売りが優勢となり、132.63円まで上昇しました。
東京市場は、方向感を欠いた値動き。
祝日休場となり流動性が低下するなか、131.03円〜131.60円と57銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は上昇。
前日のUBSによるクレディ・スイス買収合意発表から欧州金融機関の経営を巡るリスク回避姿勢が後退したことでドル買い円売りが優勢となり、132.44円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
イエレン米財務長官が、経営破綻したシリコンバレー銀行などの預金を全額保護したことに関して、「他の銀行でも預金の取り付け騒ぎが発生すれば、同様の措置を取る」と発言したことを受け、世界的な金融システム不安が後退し、ドル買い円売りが優勢となり、132.63円まで上昇しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、132.48円でNYをクローズしています。
==============================
本日(3月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が下向きとなっており、下落を示しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2023/3/20)(PDF)