昨日(3月13日)のドル円相場
昨日(3月13日)のドル円は、3日続落。
米銀の連鎖破綻懸念からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、約1か月ぶり安値となる132.28円まで下落しました。
東京市場は乱高下。
米地銀シリコンバレーバンクが経営破綻したことが伝わるとリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、133.53円まで下落しましたが、米連邦準備理事会(FRB)と米財務省が全預金者の資金を保証するための措置を早々に打ち出したことから135.05円まで反発する展開となりました。ただ、3月FOMCでの0.50%利上げ観測が急速に後退するなか、戻り売りが優勢となり、133.68円まで下落する荒い値動きとなりました。
欧州市場は下落。
米シリコンバレー銀行(3/10付の経営破綻)に続き、米シグネチャーバンク(3/12付の事業停止)の経営破綻に陥ったことで、米銀の連鎖破綻懸念からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、132.83円まで下落しました。
NY市場は、下落後に持ち直す。
米銀の連鎖破綻懸念からリスク回避のドル売り円買いの流れは止まらず、NY勢はドル売り円買いで参入し、約1か月ぶり安値となる132.28円まで下落しました。ただ、下落していた米10年債利回りやダウ平均株価が上昇に転じたことを受け、リスク回避姿勢が後退し、133.61円まで値を戻す展開となりました。
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本日(3月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドでは、中心線が上向きで上昇を示しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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