昨日(3月8日)のドル円相場
昨日(3月8日)のドル円は、2日続伸。
東京市場で年初来高値となる137.90円まで上昇後、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受け、136.47円まで急落。その後137.43円まで値を戻す荒い値動きとなりました。
東京市場は堅調。
前日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けたドル買い円売りの流れを引継ぎ、序盤から堅調に推移し、昨年12月15日以来の高値となる137.90円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
大台の138円を手前に利食い売りが先行し、時間外米10年債利回りの低下とともに137.20円まで下落しました。
NY市場は、急落後に上昇。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会で、「FOMCについてまだ何も決定していない。データ次第」との発言が伝わると、ドル売り円買いが優勢となり、136.47円まで急落しました。ただ、その後の発言で「金利の最終到達水準(ターミナルレート)は予想以上に高くなる可能性がある」との見解を示すと、一転ドル買い円売りが優勢となり、137.43円まで値を戻す展開となりました。
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本日(3月9日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横這いで、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が上向きで上昇を示しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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