昨日(3月7日)のドル円相場
昨日(3月7日)のドル円は、上昇。
米10年債利回りの低下を背景に135.54円まで下落したものの、パウエルFRB議長によるタカ派的な発言を受け、年初来高値となる137.19円まで上昇しました。
東京市場は、もみ合い。
135.83円〜136.17円と34銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、下値が堅い。
136円を挟んだもみ合いが続く中、時間外の米10年債利回りの低下を受け135.54円まで下落しました。その後は、パウエルFRB議長の半期に一度の上院銀行委員会での議会証言を控え、発言がタカ派寄りの内容になるとの思惑からショートカバーによるドル買い円売りが優勢となり、136.08円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は続伸。
パウエルFRB議長が、議会証言にて「最新の経済データは予想以上に強く、最終的な金利水準が従来の予想よりも高くなる可能性が高いことを示唆している」「データ全体が引き締めペースの加速を正当化すれば、利上げペースを加速させる用意がある」とタカ派的な発言したことを受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、137.19円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
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本日(3月8日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が上向きで上昇を示しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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