先週末(3月3日)のドル円相場
先週末(3月3日)のドル円は、3営業日ぶりに反落。
前日のボスティック米アトランタ連銀総裁による「次回(21-22日)の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを支持」との発言を受けたドル売り円買いの流れが継続し、米長期金利の低下とともにドル売り円買いが優勢となり、135.74円まで下落する展開となりました。
東京市場は、もみ合い。
時間外の米10年債や2年債利回りがやや低下したことを受けて、上値の重い動きが続き、136.34円から136.77円の狭いレンジでの推移となりました。
欧州市場は下落。
時間外取引の米10年債利回りが一時4%割れまで低下したことを受けて、ドル売り円買いが優勢となり、136円割れまで下落する展開となりました。
NY市場は続落。
タカ派とされるボスティック米アトランタ連銀総裁が前日に「次回(21?22日)のFOMCでは0.25%の利上げを支持」と述べたことで、0.50%の大幅利上げ観測が後退したことでドル売り円買いの流れが継続。
また、米2月ISM非製造業指数(予想54.5 結果55.1)が予想を上回る結果となったことが伝わると、一時136.40円付近まで反発したものの上値は重く、引けにかけて日通し安値となる135.74円まで下落する展開となりました。
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本日(3月6日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドでは、中心線が上向きで上昇を示していますが、ボリンジャーバンド-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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