昨日(3月2日)のドル円相場
昨日(3月2日)のドル円は、2営業日続伸。
米経済指標が予想より強い結果となったことを受けて、米10年債利回りが2022年11月10日以来となる4.08%台まで上昇したことに伴い、ドル買い円売りが優勢となり、137.10円まで上昇しました。
東京市場は、上昇。
時間外の米10年債利回りが上昇したことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、136.70円まで上昇しました。
欧州市場は下落後に上昇。
東京市場の流れを引き継ぎ、ドル買い円売りが優勢となる中、前日高値を意識した調整により136.24円まで下落しましたが、時間外米取引の米10年債利回りが4%台で推移したことで下値は堅く、136.80円近辺まで上昇する展開となりました。
NY市場は続伸。
10-12月期四半期非農業部門労働生産性・改定値(前期比年率)(予想 1.6% 結果3.2%)や前週分新規失業保険申請件数(予想19.5万人 結果19.0万人)が予想より強い結果となったことが伝わると、米長期金利の上昇とともにドル買い円売りが先行し、一時2022年12月20日以来の高値となる137.10円まで上昇しました。
その後は利食い売りに押され、136.55円付近まで下押したものの下値は固く、136.75円でNYクローズしています。
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本日(3月3日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっていますが、ボリンジャーバンドの幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が上向きで上昇を示していますが、ボリンジャーバンド-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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