昨日(3月1日)のドル円相場
昨日(3月1日)のドル円は、下落後に反発。
米10年債利回りの低下を背景にドル売り円買いが優勢となり、135.25円まで下落したものの、FRB高官によるタカ派的な発言を受けて、米10年債利回りが上昇したことで、136.26円まで値を戻す展開となりました。
東京市場は、小幅に上昇。
時間外の米10年債利回りが上昇して始まったことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、136.47円まで上昇しました。その後小反落するも、136.23円〜136.43円と20銭の狭い値幅でもみ合いとなりました。
欧州市場は下落。
米10年債利回りの低下を背景にドル売り円買いが優勢となり、米2月ISM製造業景況指数の発表を控えたポジション調整目的のドル売り円買いもあって、日通し安値となる135.25円まで下落しました。
NY市場は上昇。
ミネアポリス連銀カシュカリ総裁による「次回FOMCで25bpもしくは50bpの利上げがオープン」とのタカ派的な発言が伝わると、米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、136.32円まで上昇しました。
また、米2月ISM製造業景況指数(予想48.0 結果47.7)が市場予想を下回る結果となったことが伝わるとドル売り円買いが優勢となり、135.70円まで下落しましたが、下値は堅く、米10年債利回りの上昇を支えに136.26円まで値を戻す展開となりました。
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本日(3月2日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな下向きで、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が上向きで上昇を示していますが、ボリンジャーバンド-2σが収斂しており、上昇に一服感が出ています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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