昨日(2月16日)のドル円相場
昨日(2月16日)のドル円は、4日ぶりに反落。
米1月生産者物価指数(PPI)の市場予想を上回る結果に134.46円まで急伸後、引けにかけて反落する展開となりました。
東京市場は、もみ合い。
133.63円〜134.16円と53銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、底堅い。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、133.59円まで下落したものの、ショートカバーから133.98円まで値を戻す底堅い展開となりました。
NY市場は、急伸後に反落。
米新規失業保険申請件数(予想20.0万件 結果19.4万件)や米1月生産者物価指数(予想+5.4% 結果+6.0%)、コア指数(予想+4.9% 結果+5.4%)が軒並み市場予想を上回る結果となったことや、メスター米クリーブランド連銀総裁による「金利は5%を超えてしばらくそこにとどまる必要がある」「前回のFOMCでは0.50%の利上げでも説得力があった」といったタカ派的な発言が伝わったことでドル買い円売りが加速し、134.46円まで急伸しました。その後は、1月6日の高値134.77円が目先高値目処として意識され、133.66円まで下落しましたが、NYクローズ前に、ブラード米セントルイス連銀総裁による「前回FOMCでは50bpの利上げを主張」「3月FOMCでの50bpの利上げを支持する可能性を排除しない」との発言があったことを受け、134.02円付近まで反発する展開となりました。
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本日(2月17日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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