昨日(2月14日)のドル円相場
昨日(2月14日)のドル円は、乱高下後に続伸。
市場予想を上回る米1月消費者物価指数(CPI)の結果を受け、約1か月半ぶりの高値となる133.31円まで急伸しました。
東京市場は下落。
早朝に132.46円まで上昇したものの、米1月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ポジション調整目的のドル売り円買いが優勢となり、じりじりと値を下げ、131.78円まで下落しました。
欧州市場は、小幅に上昇。
米1月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて、132円を挟んでもみ合いが続きましたが、ショートカバーによるドル買い円売りが優勢となり、132.34円まで小幅に上昇しました。
NY市場は、大幅続伸。
米1月消費者物価指数(CPI)が総合(予想+6.2% 結果+6.4%)・コア(予想+5.5% 結果+5.6%)ともに前年比で市場予想を上回ると、米金利先高観からドル買い円売りが優勢となり、132.86円まで急伸後、131.39円まで急落する荒い値動きとなりました。
その後、米CPIの好結果を受けて米10年債利回りが1/3以来の高水準まで上昇したことでドル買い円売りが優勢となる中、リッチモンド連銀バーキン総裁、ダラス連銀ローガン総裁によるタカ派的な発言からドル買い円売りが加速し、1/6以来、約1か月半ぶりの高値となる133.31円まで急伸しました。引けにかけて反落するも下値は堅く、133.06円でNY をクローズしています。
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本日(2月15日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドでは、中心線が穏やかな上向きで上昇を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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