昨日(2月9日)のドル円相場
昨日(2月9日)のドル円は、下値堅く2日続伸。
日銀総裁人事に係わる報道で荒い値動きとなるも、130.33円から131.82円と1円50銭ほどの値幅で方向感を欠いた展開となりました。
東京市場は、荒い値動き。
仲値公示から実需のドル買い円売りが優勢となり、前日高値131.53円を上抜けると目先ストップロスを巻き込んで131.82円まで上昇しました。その後利食い売りに押され、131.30円まで下落し、もみ合いに転じましたが、自民党議員の話として「日銀総裁人事、アベノミクス転換示唆なら調整難航も」「山口元副総裁の場合は党内がまとまらない」との報道が伝わると、130.77円まで急落。直後に131.72円台まで反発する荒い値動きとなりました。
欧州市場は下落。
時間外の米10年債利回りの低下を受けて、ドル売り円買いが優勢となり、130.74円まで下落しました。
NY市場は、下落後に反発。
米新規失業保険申請件数(予想19.0万件 結果19.6万件)の弱い結果を受けて、ドル売り円買いが優勢となり、日通し安値となる130.33円まで下落しましたが、低下していた米10年債利回りが上昇に転じたことを背景にドル買い円売りが優勢となり、131.64円まで反発する展開となりました。
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本日(2月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横這いで、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドでは中心線が横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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