昨日(1月17日)のドル円相場
昨日(1月17日)のドル円は、下落。
日銀の金融政策決定会合を控え、追加的緩和修正の思惑から円買いドル売りが優勢となり、127.99円まで下落する展開となりました。
東京市場は、方向感を欠いた値動き。
NY市場の円買いドル売りの流れを引き継ぎ、朝方128.21円まで下落したものの、日経平均株価の堅調な推移を受けリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、時間外の米10年債利回りの上昇とともに129.16円まで上昇しました。ただ、129円台ではショートカバーでの円買いドル売りに押され、128.53円まで下落する展開となりました。
欧州市場は、上値が重い。
米10年債利回りの上昇を受け円売りドル買いが優勢となり、129.12円まで上昇したものの、東京高値129.16円が意識されると上げ渋り。日銀の金融政策修正への思惑を背景にした円買いドル売りから128.32円まで下落しました。
NY市場は下落。
日銀の金融政策決定会合を翌日に控え、追加的緩和修正の思惑から円買いドル売りが優勢となるなか、米1月ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想-8.7 結果-32.9)の市場予想を大幅に下回る結果が伝わると円買いドル売りが加速し、日通し安値となる127.99円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、128.03円でNYをクローズしています。
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本日(1月18日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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