先週末(1月13日)のドル円相場
先週末(1月13日)のドル円は、3日続落。
日銀の政策修正観測の強まりや米利上げペース鈍化の思惑から、円買いドル売りが優勢となり、昨年5月以来約8か月ぶりの安値127.45円まで下落しました。
東京市場は、下げ渋り。
日銀の政策修正観測の強まりや米利上げペース鈍化への思惑を背景に円買いドル売りが優勢となり、前日安値128.86円を下抜けて、128.63円まで下落しました。その後、仲値に向けた円売りドル買いが先行し、129.34円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は下落。
日銀の政策修正観測や米利上げペース鈍化への思惑は根強く、欧州勢は円買いドル売りで参入し、128.10円まで下落しました。
NY市場は続落。
日米金利差縮小の思惑から円買いドル売りが先行。米1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(予想60.5 結果64.6)は市場予想を上回る結果だったものの、同時に発表された、期待インフレ率(予想4.3% 結果4.0%)と2021年4月以来の低水準を記録すると、円買いドル売りが加速し、昨年5月以来約8か月ぶりの安値となる127.45円まで下落しました。引けにかけて反発するも上値は重く、127.75円でNYをクローズしています。
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本日(1月16日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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