昨日(1月12日)のドル円相場
昨日(1月12日)のドル円は、大幅下落。
米12月消費者物価指数の伸び率鈍化から、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペース鈍化観測が強まり、昨年6/1以来、約7か月ぶりの安値となる128.86円まで下落しました。
東京市場は下落。
「日銀が来週(17日・18日)の金融政策決定会合で大規模緩和の副作用を点検する」との一部報道が伝わると、日銀の政策修正への思惑から円買いが優勢となり、131.36円まで下落しました。
欧州市場は続落。
日銀政策修正観測の報道を受けた円買いドル売りが継続し、130.80円まで下落しました。
NY市場は、大幅下落。
米12月消費者物価指数(前回+7.0% 予想+6.5% 結果+6.5%)、コア指数(前回+6.0% 予想+5.7% 結果+5.7%)で、6か月連続で伸び率の鈍化が伝わると、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペース鈍化観測から円買いドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下を背景に円買いドル売りが加速。昨年6/1以来、約7か月ぶりの安値となる128.86円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、129.12円でNYをクローズしています。
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本日(1月13日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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