昨日(1月9日)のドル円相場
昨日(1月9日)のドル円は、2日続落。
米景気後退懸念から131.91円まで下落後、米長期金利の上昇を背景に132.65円まで値を戻したものの、引けにかけて131.53円まで下落するといった上値の重い展開となりました。
東京市場は、底堅い。
祝日休場で流動性に乏しい中、朝方132.28円まで上昇したものの、先週末発表された米12月平均時給の鈍化や、12月ISM非製造業景況指数が景気目安の50割れとなったことを背景に米景気後退懸念が強まったことから円買いドル売りが優勢となり、131.30円まで下落しました。ただ、米利上げ長期化観測も根強く、131.91円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は上昇。
時間外の米10年債利回りの上昇を背景に、132.65円まで上昇しました。
NY市場は下落。
ニューヨーク連銀が公表した1年後の期待インフレ率が前回5.2%から5.0%へ低下したことが伝わると、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり131.53円まで下落しましたが、引けにかけて小反発し131.88円まで値を戻してNYをクローズしています。
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本日(1月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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