昨日(1月10日)のドル円相場
昨日(1月10日)のドル円は、上昇。
12日発表予定の米12月消費者物価指数(CPI)を控え、方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は、方向感を欠いた値動き。
時間外の米10年債利回りの上昇を背景に132.22円まで上昇したものの、仲値公示に向けた円買いドル売りが優勢となり、131.38円まで下落しました。ただ、前日安値の131.30円が目先サポートとして意識されると下げ渋り、132.03円まで値を戻す方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、もみ合い。
スウェーデン中央銀行主催のシンポジウムでの各国中央銀行総裁の発言を控え方向感はでず、131.69円〜132.29円と60銭幅でもみ合いとなりました。
NY市場は、上値が重い。
シンポジウムでのパウエルFRB議長の発言を控えたポジション調整や米10年債利回りの上昇を背景にドル買いが優勢となり、日通し高値となる132.48円まで上昇しました。ただ、パウエルFRB議長から経済・金融政策についての言及がなかったことで、一転ドル売りが優勢となり、131.72円まで下落する展開となりました。その後、米10年債利回りが上昇とともにドル買いが優勢となり、132.34円まで値を戻したものの、12日発表予定の米12月消費者物価指数(CPI)を控え、上値の重い値動きとなりました。
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本日(1月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きに転じており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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