昨日(1月4日)のドル円相場
昨日(1月4日)のドル円は、大幅上昇。
日銀による金融緩和の修正観測から129.92円まで下落したものの、米金利先高観から円売りドル買いが優勢となり、132.71円まで急伸する展開となりました。
東京市場は、上値が重い。
序盤に円売りドル買いが先行し、131.45円まで上昇したものの、本邦輸出企業による実需の円買いドル売りに押され、時間外の米10年債利回りの低下とともに130.58円まで下落する上値の重い展開となりました。
欧州市場は、底堅い。
日銀による金融緩和の修正観測からの円買いが優勢となり、129.92円まで下落したものの、時間外取引の米10年債金利の上昇を受けて130.62円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
NY市場は、大幅上昇。
欧州株相場が大幅に上昇したことでリスク選好の円売りが優勢となる中、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁による「FRBは目標金利を維持すべきで金利水準は 5.4%になることを見込む」との発言を受けて、米金利先高観から円売りドル買いが加速し、日通し高値となる132.71円まで急伸しました。
その後利食い売りに押され132.38円まで下落しましたが、FOMC議事要旨での「2023年中に政策金利の引き下げが適切となると予想するメンバーは居ない」「FF金利の継続的な引き上げが適切」とのタカ派的な内容が伝わると円売りドル買いが優勢となり、132.71円まで値を戻す展開となりました。
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本日(1月5日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、エクスパンションを形成しつつ中心線は上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドでは中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは中心線が緩やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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