昨日(12月21日)のドル円相場
昨日(12月21日)のドル円は、上昇。
米10年債利回りの上昇や前日の暴落からの反発により、132.53円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
前日に発表された日銀の政策修正を受けた円買い意欲は根強く、131.48円まで下落するも、時間外の米10年債利回りが3.71%台まで上昇したことを受けて円売りドル買いが優勢となり、132.37円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は、底堅い。
日米金利差縮小を意識した円キャリートレード解消による円買いドル売りが優勢となり、131.54円まで下落しましたが、東京安値131.48円が意識されると下げ渋り、131.96円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は反発。
欧州市場の流れを引き継ぎ、NY勢は円売りドル買いで参入し、前日の暴落後の自律反発的な買いから、日通し高値となる132.53円まで上昇しました。その後、高値近辺では戻り売りに押され、131.79円まで値を下げたものの、低下していた米10年債利回りが一転上昇に転じると、円売りドル買いが優勢となり、132.50円まで上昇しました。引けにかけて反落するも下値は堅く、132.46円でNYをクローズしています。
==============================
本日(12月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドの中心線は上向きで、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドでは中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2022/12/19)(PDF)