昨日(12月20日)のドル円相場
昨日(12月20日)のドル円は、大幅下落。
日銀による長期金利の許容変動幅拡大の決定を受けて、東京市場でつけた高値137.47円から130.57円まで、約7円幅で暴落となりました。
東京市場は急落。
5日・10日(ゴトー日)要因から仲値公示に向けた本邦実需勢の円売りドル買いが優勢となり、137.47円まで上昇したものの、日銀が金融政策決定会で長期金利の許容変動幅を従来の「±0.25%程度」から「±0.5%程度」に拡大すると発表したことを受け円独歩高となり、132.93円まで急落する展開となりました。
欧州市場は軟調。
黒田日銀総裁は定例記者会見で今回の決定は「金融引き締めではない」との見解を示しましたが、市場では事実上の利上げと認識され、円買いドル売りが優勢となり、131.99円まで下落しました。
NY市場は続落。
日銀による事実上の利上げを受けて円買いドル売りが継続し、8月2日以来、約4か月半ぶりの安値となる130.57円まで下落しました。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、131.68円でNYをクローズしています。
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本日(12月21日)のドル円予想
1時間足・日足のボリンジャーバンドの中心線はともに下向きで、下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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