昨日(12月7日)のドル円相場
昨日(12月7日)のドル円は、下落。
欧州市場序盤に137.85円まで上昇するも、米10年債利回りの低下を背景に円買いドル売りが優勢となり、136.22円まで下落する展開となりました。
東京市場は上昇。
日経平均株価が下落して始まったことでリスク回避の円買いが先行し、一時136.79円まで下落したものの、仲値公示に向けた本邦実需勢の円売りドル買いが優勢となり、137.49円まで上昇しました。
欧州市場は、もみ合い。
中国政府によるコロナ規制の大幅緩和が発表されたことを背景にリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、137.85円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を受け137.30円まで下落する展開となりました。
NY市場は下落。
米10年債利回りが9月15日以来の低水準となる3.40%台を記録したことを受け、円買いドル売りが加速し、日通し安値となる136.22円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、136.58円でNYをクローズしています。
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本日(12月8日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きに転じており、下落を示唆しています。また、日足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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