先週末(12月2日)のドル円相場
先週末(12月2日)のドル円は、5日続落。
良好な米雇用統計の結果を受けて135.89円まで急騰したものの、米利上げ減速観測からのドル売りの流れは変わらず、134.16円まで下落する展開となりました。
東京市場は軟調。
仲値公示にかけて円売りドル買いが優勢となり、135.59円まで上昇したものの、利食い売りに押され135円まで下落する展開となりました。その後時間外の米10年債利回りの上昇を背景に下げ渋り、135円前半でのもみ合いとなりました。
欧州市場は下落。
米利上げ減速観測からのドル売りの流れが継続し、8月16日以来の安値となる133.61円まで下落しました。
NY市場は、急騰後反落。
米11月雇用統計で、非農業部門雇用者数(予想20.0万人増 結果26.3万人増)、平均時給(前月比)(予想0.3% 結果0.6%)、前年比(予想4.6% 結果5.1%)と市場予想を上回る好結果を受け、米10年債利回りの上昇とともに円売りドル買いが優勢となり、135.89円まで急騰しました。
ただし、FRBによる利上げペース減速姿勢に変化はないとの見方から、米10年債利回りが低下に転じると、ドル売りが強まり、134.16円まで下落する展開となりました。
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本日(12月5日)のドル円予想
1時間足・日足ともに、ボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいから下向きに転じており、下落を示唆しています。
月足ボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、-2σが収斂しており、上昇に一服感がでています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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