昨日(11月29日)のドル円相場
昨日(11月29日)のドル円は、2日続落。
11/30のパウエルFRB議長講演を控え、138円を挟んで方向感の無い展開となりました。
東京市場は、上値が重い。
日経平均の下落を背景に、リスク回避の円買いが先行し、138.53円まで下落したものの、仲値に向けた本邦輸入企業による実需の円売りドル買いが優勢となり、139.35円まで急伸しました。ただし、前日高値の139.42円が意識されると138.41円まで下落する上値の重い展開となりました。
欧州市場は下落。
時間外の米10年債利回りが3.64%台まで低下したことを受け、円買いドル売りが優勢となり、日通し安値となる137.86円まで下落しました。
NY市場は、方向感を欠く。
米10年債利回りが3.76%台まで上昇したことでドル買いが先行し、138.85円まで値を戻したものの、翌日のパウエルFRB議長講演を控えたポジション調整目的の売りに押され、138.21円まで下落しました。その後発表された米11月消費者信頼感指数(予想100.0 結果100.2)が市場予想を上回る結果にドル買いが優勢となり、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが加速し、138.79円まで値を戻す展開となりました。
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本日(11月30日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドでは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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