昨日(11月23日)のドル円相場
昨日(11月23日)のドル円は、大幅下落。
米主要経済指標の結果と米FOMC議事要旨の公表を受けて、139.15円まで大幅に下落する展開となりました。
東京市場は、小幅に上昇。
祝日休場で市場流動性が低下する中、時間外の米10年債利回りの低下とともに140.91円まで下落したものの、米金利先高観からのドル買い意欲も旺盛で、141.50円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は、下値が堅い。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、141.06円まで下落したものの、11/24朝方に予定されている米FOMC議事要旨の公表を控えて、ショートカバーによるドル買いが優勢となり、141.61円まで上昇しました。
NY市場は、大幅下落。
米新規失業保険申請件数(予想22.4万件 結果24.0万件)や、米11月製造業PMI(予想50.2 結果47.6)および米11月非製造業PMI(予想48.1 結果46.1)が軒並み市場予想を下回る結果となったことで、ドル売りが優勢となり、139.86円まで下落しました。その後公表された米FOMC議事要旨にて「大多数の当局者が利上げペースの減速が近く適切になると認識」「急速な利上げによるリスク増大を認識」とのハト派的な見解が示されたことで、円買いドル売りが加速し、139.15円まで急落する展開となりました。
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本日(11月24日)のドル円予想
1時間足・日足ともにボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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