先週末(11月18日)のドル円相場
先週末(11月18日)のドル円は、3日続伸。
FRB当局者からのタカ派的な発言を受けて、140.42円まで上昇しました。
東京市場は下落。
時間外の米10年債利回りが上昇して始まったことを背景に、140.50円まで上昇したものの、北朝鮮から発射されたミサイルが日本の排他的経済水域内(EEZ)に着弾したという報道を受け、リスク回避の円買いが優勢となり、139.64円まで下落しました。
欧州市場は、上値が重い。
米10年債利回りが3.82%台まで上昇すると円売りドル買いが優勢となり、140.29円まで上昇したものの、利食い売りに押され、139.71円まで下落する展開となりました。
NY市場は上昇。
コリンズ米ボストン連銀総裁が「追加利上げは必要」「景気抑制スタンスはしばらくの間維持する必要」「0.75%の利上げは依然として検討されている」などと発言したことを受け、米10年債利回りの上昇とともに、円売りドル買いが優勢となり、140.42円まで上昇しました。
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本日(11月21日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。なお、週足・月足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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